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研究・調査活動―シンポジウム・ワークショップ

華北交通写真資料シンポジウム

日時:2016年12月18日(日)13時~17時
会場:JCIIビル6階会議室

主催:日本学術振興会 科研費 25244027 助成事業、NIHU現代中国地域研究東洋文庫拠点
協力:一般財団法人日本カメラ財団

内容:
 JCIIフォトサロンでは、来る2016年11月29日(火)から12月25日(日)まで「秘蔵写真 伝えたかった中国・華北――京都大学人部科学研究所所蔵華北交通写真」を開催します。
 この展示に合わせて、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。近年になって京都大学人文科学研究所で所蔵していることが判った「華北交通写真」(1937年から1945年にかけて撮影された約35,000枚の弘報用ストックフォト)を基に進展した研究成果について、『京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真資料集成』(国書刊行会、2016年10月刊行予定)の執筆者12名が登壇します。戦中の中国華北地方を読み取る最新の知見発表が期待されます。

司会:貴志俊彦(京都大学)

開催のあいさつ/石川禎浩(京都大学)
1.満洲・華北の写真事情と「華北交通写真」/白山眞理(日本カメラ博物館)
2.加藤新吉と京大人文研/菊地暁(京都大学)
3.日中戦争と華北交通の時代/貴志俊彦
4.資源輸送力の形成と石炭搬出ルート/萩原充(釧路公立大学)
5.占領地の鉱工業と華北地方の交通事情/富澤芳亜(島根大学)
6.宣撫官と愛路運動/太田出(京都大学)
7.「扶輪学校」の設置とその目的/山本一生(上田女子短期大学)
8.〈支那〉観光イメージの希求と発信/瀧下彩子(東洋文庫)
9.日中戦争期の史跡調査から/向井佑介(京都府立大学)
10.日本の「回教工作」と中国ムスリム表象/松本ますみ(室蘭工業大学)
11.中国共産党の華北イメージ/梅村卓(茨城大学)

ワークショップ<清代中国の裁判にみるセクシャリティとジェンダーの構造>

・日時:2016年2月28日(日)13:00~17:00
・場所:東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)

 中国ジェンダー史共同研究では、京都に滞在中のスタンフォード大学歴史学部のマット・ソマー先生をお迎えしてワークショップを企画しました。皆さんのご参加をお待ちしています。

☆プログラム
・報告1:五味知子(日本学術振興会特別研究員)
「清代審判史料當中的鞋子」(中国語)
・報告2:Matthew Sommer(Stanford University)
“Polyandry and Wife-Selling in Qing Dynasty China: Survival Strategies and Judicial Interventions”(英語)
・コメント:岸本 美緒(お茶の水女子大学)
 ・質疑・討論
 詳細は→こちら

『性からよむ中国史』書評会

スーザン・マン著『性からよむ中国史-男女隔離・纏足・同性愛』(小浜正子・L.グローブ監訳、秋山洋子・板橋暁子・大橋史恵訳、平凡社)の刊行を記念し、同書の書評会を開催します。

日時:2015年7月30日(木)16:00~18:00
場所:東洋文庫7階会議室
評者:張 瑋容(お茶の水女子大学博士課程・ジェンダー理論)
   岸本美緒(お茶の水女子大学・明清史)
 ※終了後、出版記念会を行います

「少子化と家族の変容―中国とインドの比較ー」

現代インド研究センター(FINDAS)・現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班共催 2015年度第3回研究会
日 時:2015年6月14日(日)13:00‐17:00
場 所:東京外国語大学 本郷サテライト 3階セミナールーム 
     (〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10)
 ◆少子化と家族の変化――インドの場合
  押川文子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
 ◆『一人っ子政策』以前と以後の中国家族
  小浜正子(日本大学)
 コメンテーター
  ◆粟屋利江(東京外国語大学)◆沈潔(日本女子大学)
詳細は→こちら ポスターは→こちら

ワークショップ「日中戦争史再考」

日 時:2015年6月13日(土)午後1時~5時
場 所:東洋文庫7階会議室
報 告:許育銘(台湾 東華大学)「汪精衛政権與日籍顧問之関係」
    鄒 燦(大阪大学大学院)「盧溝橋事件周年記念日に見る
       日中戦争像:戦時期における日本と中国を比較して」
    小林元裕(新潟国際情報大学)コメント
主 催 中央大学政策文化総合研究所
    東洋文庫現代中国資料室政治史資料研究班
後 援 ワンアジア財団

公開研究会(黄自進氏ご講演)

日時 2015年4月23日(木)午後5時~7時
場所 中央大学多摩キャンパス 2号館4階 研究所会議室1
    アクセス http://www.chuo-u.ac.jp/access/
    キャンパス地図
      http://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/tama/
講師 黄自進氏(台湾 中央研究院近代史研究所研究員)
テーマ 満州国成立初期における社会的基盤
用語 中国語

主催 中央大学政策文化総合研究所
共催 東洋文庫現代中国研究資料室政治史資料班
後援 ワンアジア財団

研究セミナー「戦前期モンコル語新聞『フフ・トグ(青旗)』のデジタル化と公開の可能性」

 2014年12月20日,研究セミナー「戦前期モンコル語新聞『フフ・トグ(青旗)』のデジタル化と公開の可能性」を大阪大学で開催します。
 主催:NIHU現代中国研究・東洋文庫拠点(政治史資料研究班)
 共催:21世紀課題群と中国(大阪大学未来研究イニシアティブ)/堤科研(東洋学学術資産としての石濵文庫の基礎的研究)
【主旨】
 大阪大学の貴重資料である石濵文庫は,1940 年代に満洲国で発行されたモンゴル語新聞『フフ・トグ(青旗) 』を世界で唯一,ほぼ完全な形で所蔵している。当時の文化・民族 政策とメディアの関係のみならず,現在にいたる民族意識を知りうるものとして国際的に注目されている。資料の保存とデジタル化による公開・学術利用にむけて,中国 の内モンゴル大学モンゴル学院,東洋文庫などとの連携,学術ネットワーク構築の可能性をさぐる。

〇日時:2014年12月20日(土),13:00-17:00
〇場所:大阪大学豊中キャンパス, 豊中総合学館4階L5教室
キャンパスへのアクセスは→ こちら  キャンパスマップは→ こちら

【パネラー】(報告時間:一人30分,質疑60分)
〇堤一昭(大阪大学):石濱純太郎と石濵文庫:整理・調査・研究の現状
〇周太平(中国・内モンゴル大学/大阪大学):近年の内モンゴルにおける「満蒙」関係資料研究の現状
〇吉田豊子(京都産業大学):『蒋中正総統檔案』にみるモンゴル情報(1945~1949)
〇内田孝(滋賀県立大学):モンゴル近現代文学研究からみた『フフ・トグ』紙
〇相原佳之(東洋文庫):東洋文庫所蔵の近代中国資料のデジタル化事業について

シンポジウム「現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新側面」

開催日時:2014年10月19日(日) 12:30―17:00
  (於:日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール)

☆プログラム
・司会:江上幸子・大橋史恵
・開会挨拶・趣旨説明:小浜正子(日本大学)
・報告1:金一虹(南京師範大学金陵女子学院)
 「北京会議から20年-中国社会の変容と女性の経済参画」
・報告2:馮媛(在野研究者/NGO活動家)
 「ジェンダーをめぐる相互作用/不作用-中国におけるフェミニスト・男性・国家」
・報告3:宋少鵬(中国人民大学)
 「性の政治経済学と資本主義的ジェンダーの奥義-2014年東莞売買春取締り事件をめぐる論争から」
・コメント1:阿古智子(東京大学・現代中国研究)
・コメント2:足立眞理子(お茶の水女子大学・フェミニスト経済学)
・コメント3:伊田久美子(大阪府立大学/WAN・女性学)
・質疑・討論・総括

使用言語:日本語・中国語(通訳付)
詳細は→こちら

「近現代アジア資料と資料デジタル化」ワークショップ
“近现代亚洲资料与其数字化”工作坊


 この度、東洋文庫現代中国研究資料室では、中国第二歴史檔案館副館長馬振犢氏を招聘し、下記の要領でワークショップを開催することになりました。
 皆様方のご参加をお待ちしております。

主催: 公益財団法人東洋文庫現代中国研究資料室
    (人間文化研究機構現代中国地域研究東洋文庫拠点)
日時: 2014年7月19日(土) 午後2時~5時

会場: 中央大学駿河台記念館 510号室
    (東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
言語: 日本語、中国語(日本語配布資料および通訳あり)

プログラム
・報告1:馬振犢(中国第二歴史檔案館)
   「中国第二歴史檔案館館蔵檔案概況及其数字化工作介紹」
    (中国第二歴史檔案館の所蔵檔案の概況と、そのデジタル化作業についての紹介)
・報告2:佐久間健(アジア歴史資料センター)
   「国立公文書館アジア歴史資料センターの概要とデータベースの紹介」
・報告3:相原佳之(東洋文庫)
   「東洋文庫所蔵資料概要と現代中国研究資料室における資料デジタル化の取り組み」
・質疑応答・ディスカッション

・当日の参加も歓迎ですが、参加を予定されている方は、人数把握のために次の連絡先までメールいただければ幸いです。( tbcas★toyo-bunko.or.jp :相原佳之 )(★を@に換えて送信してください)


ワークショップ<魏晋南北朝時代のジェンダー構造>


・日時:2014年7月12日(土)14:30~17:00
・場所:日本大学文理学部 百周年記念館第1会議室
     (京王線桜上水駅より徒歩8分、世田谷区桜上水3-25-40)
    行き方、地図は→こちら *百周年記念館は文理学部正門の向かいの建物です。
・主催:東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班&科研基盤C「歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究」(代表:日本大学文理学部・小浜正子)

 本共同研究は、中国史におけるジェンダー秩序の歴史的変遷を明らかにするべく何度かのシンポジウム・ワークショップを行っています。すでに中国では、家族・ジェンダー構造でも唐宋変革の際に大きな変化があったことなどがわかってきました。今回は、専門家を迎えて特に魏晋南北朝時代の中国のジェンダー構造を議論したいと思います。
 皆さんのご参加をお待ちしています。

☆プログラム
・報  告:川合 安(東北大学文学部)
      「六朝時代の家族・婚姻等に関する研究状況(仮)」
・コメント:佐川英治(東京大学文学部)

・当日の参加も歓迎ですが、参加を予定されている方は、人数把握のために次の連絡先までメールいただければ幸甚です。( kohama★chs.nihon-u.ac.jp :小浜正子 )(★を@に換えて送信してください)
・なお、本共同研究では、次回は9月15日に<唐宋変革のジェンダー秩序の変容>ワークショップを計画しています(於:東洋文庫)。ご予定頂ければ幸甚です。

ワークショップ「20世紀中国政治史像の再構築―学際的・史料学的探究と対話の試み」

日時:2014年3月8日(土) 13:00~17:30
場所:大阪大学豊中キャンパス

西村成雄『20世紀中国政治史研究』(放送大学教育振興会2011),浅野亮・川井悟編『概説近現代中国政治史』(ミネルヴァ書房2012)の二著を素材に,20世紀中国政治史像の再構築に関わる視角と方法,およびそれを担保する史資料の意味を考える。

13:00 趣旨説明 田中仁(大阪大学)
13:20-13:40 報告Ⅰ 西村成雄(放送大学)
13:40-14:00 報告Ⅱ 浅野亮(同志社大学)
14:00-14:20 報告Ⅲ 川井悟(プール学院大学)
14:30-14:45 ディスカッサントⅠ 瀧口剛(大阪大学)
14:45:15:00 ディスカッサントⅡ 金子肇(広島大学)
第二部
15:30-17:30 討論 司会:土田哲夫(中央大学)
詳細は→こちら

シンポジウム「ビジュアル・メディアとジェンダー」


日時:2013年12月15日(日)10:30~18:00
場所:(財)東洋文庫2F 講演室1

プログラム
午前の部(午前10時30分~12時)
趣旨説明・司会:貴志俊彦(NIHU東洋文庫拠点研究員・京都大学教授)
基調講演:加納実紀代(女性史研究者・元敬和学園大学特任教授)「原爆表象とジェンダー」

午後の部(午後1時半~午後5時45分)
第1部 「中国のビジュアル・メディアとジェンダー」
司会:江上幸子(フェリス女学院大学)、コメンテーター:松本ますみ(敬和学園大学教授)
1.坂元ひろ子(一橋大学教授)「抗日戦争期の中国漫画におけるジェンダー表象」
2.石田留美子(中国現代美術研究者)「中国現代アートにみるジェンダー表象」

第2部 「女性誌にみる戦争とジェンダー表象」
司会:杉村使乃(敬和学園大学准教授)、コメンテーター:小浜正子(NIHU東洋文庫拠点研究員・日本大学教授)
3.神田より子(敬和学園大学教授)「第二次大戦下、『青年女子』の表象」
4.桑原ヒサ子(敬和学園大学教授)「『ナチ女性展望』におけるジェンダー表象」

総合討論 司会:貴志俊彦

懇親会(午後6時~8時)

主催:
・NIHU現代中国地域研究・東洋文庫拠点・ジェンダー資料班&図画像資料班
・京都大学CIAS共同利用・共同研究プロジェクト・複合研究ユニット「非文字資料の共有化と研究利用」&個別研究ユニット「写真雑誌に見る第二次世界大戦
期の記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析」

共催:
・敬和学園大学戦争とジェンダー表象研究会
・科研・基盤(A)「東アジア域内100年間の紛争・協調の軌跡を非文字史料か
ら読み解く」
・科研・基盤研究(C)「歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究」
・科研・基盤研究(C)「大衆メディアに見る第二次世界大戦期と戦後秩序の中のジェンダー・エスニシティ」

連絡先:参加ご希望の方は、お手数ですが、下記までご一報ください。
    貴志俊彦(tokishi*cias.kyoto-u.ac.jp *→@に変更して発信してください)

シンポジウム<中国史における家族像の展開――滋賀「中国家族法」を歴史化する>


・日時:2013年9月21日(土)10:30~17:00
・場所:日本大学文理学部百周年記念館第2会議室
    (京王線桜上水より徒歩8分、世田谷区桜上水 3-25-40)
    行き方、地図は→こちら
・主催:東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班&科研基盤C「歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究」(代表:日本大学文理学部・小浜正子)

中国の伝統社会の家族構造は、同じ東アジアの儒教圏にあっても、日本のそれとは異なった独自の構造をもつものです。滋賀秀三『中国家族法の原理』は、つとにその構造を描き出しました。私たちは滋賀の理念型を大枠として認めつつ、それは中国史において通時代的なものではなく、時期による変化があるのではないか、また地域や階層によっても違いがあるのではないかと考え、このシンポジウムで具体像を議論したいと考えました。議論の中で、それぞれの時代ごとの家族をめぐる理念の変化と、現実の家族像を検討してゆければと思います。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

☆プログラム
・趣旨説明:小浜正子(日本大学)・五味知子(日本学術振興会特別研究員)
・報告1 吉田浤一(静岡大学名誉教授):中国古代の「家父長制」
・報告2 大澤正昭(上智大学)    :唐宋変革と家族
・報告3 佐々木愛(島根大学)    :母の祀り・妻の祀り――祖先祭祀論から「中国家族法の原理」と再考する
・コメント:中国史・朝鮮史・日本史より

・当日の参加も歓迎ですが、ご参加を予定されている方は、人数把握のために下記までご連絡いただければ幸甚です。
  連絡先:小浜正子 kohama★chs.nihon-u.ac.jp
         (★を@に換えて送信してください)

合同ワークショップ「戦争とジェンダー表象」


主催者
・戦争とジェンダー表象研究会
・科研・基盤研究(C)「大衆メディアに見る第二次世界大戦期と戦後秩序の中のジェンダー・エスニシティ」
・京都大学CIAS共同利用・共同研究プロジェクト・複合研究ユニット「非文字資料の共有化と研究利用」、及び同個別研究ユニット「写真雑誌に見る第二次世界大戦期の記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析」
・NIHU現代中国地域研究・東洋文庫拠点・図画像資料班

第1日プログラム
日時:2013年8月3日(土) 13:00~17:00
会場:敬和学園大学 尋真館 2階

13:00~14:30 個別研究計画の紹介
1.杉村使乃「第二次世界大戦下イギリスの雑誌におけるジェンダーと民族表象」
2.松崎洋子「アメリカの女性誌と映画に見る第2次世界大戦下のアメリカ既婚女性のジェンダー・階級表象」
3.平塚博子「第二次世界大戦下及び冷戦初期のアメリカの雑誌におけるジェンダーと民族表象」
4.松本ますみ「近現代中国のエスニシティとジェンダー表象」
5.桑原ヒサ子「女性雑誌『ナチ女性展望』NS Frauen Warteに見る第二次世界大戦期の記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析」
6.加納実紀代「『写真週報』『日本婦人』など日本の戦時国策雑誌におけるジェンダーとエスニシティ」
7.加納実紀代「占領期における原爆表象とジェンダー」
8.神田より子「雑誌『青年』及び『アサヒグラフ』にみる第二次世界大戦期のジェンダー表象」
9.池川玲子「映像にみる「戦い」と「平和」の女性像-満映プロパガンダから「甲子園のパンチラ」」
 休憩
14:40~16:10 全体討論Ⅰ 貴志俊彦「非文字資料をめぐる国際共同研究の試みとその課題」
16:10~17:00 全体討議「財団法人東洋文庫における共同シンポジウムについて」


第2日プログラム
日時:2013年8月4日(日) 13:00~17:00
会場:万代市民会館 研修室(409)

10:00 会場準備
13:00~14:30 「戦争とジェンダー表象研究会の紹介」
 休憩
14:40~16:40 全体討論Ⅱ 金惠信「モガと遊女を語り、描くということ」
16:40~17:00 全体討議「今後の活動方針について」

第2回東アジアアーカイブズ共同研究会主催セミナー


日時:2013年7月20日(土)14:00~16:00
場所:東洋文庫7階会議室

〈報告〉王雪萍(東京大学教養学部准教授)
  「中国の档案館事情 外交部档案館と上海市・北京市档案館の比較」
〈コメント〉大野太幹(国立公文書館アジア歴史資料センター研究員)
〈司会〉濵田英毅(玉川大学非常勤講師)

言語:日本語  申込み:不要

【主催】東アジアアーカイブズ共同研究会 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団平成24年度共同研究プロジェクト助成
【共催】東洋文庫現代中国研究資料室(NIHU現代中国地域研究東洋文庫拠点)

問い合わせ先
東アジアアーカイブズ共同研究会(代表:濵田英毅)
E-mail:hamada.hidetake★bus.tamagawa.ac.jp
東洋文庫現代中国研究資料室
E-mail:tbcas★toyo-bunko.or.jp
(★を@に変えてください)

政治史資料班研究会のご案内


日時 2013年6月29日(土)午後3時~6時
場所 東洋文庫7階会議室(1)
内容 松重充浩「第一次世界大戦後の在大連日本人社会における
         中国認識:『満蒙』を事例として」
   土田哲夫「近代中国の民間団体と国際関係:
         国際反侵略運動大会中国分会の事例」

図画像資料班:
合同ワークショップ「非文字資料研究の理論構築に向けての事例検討Ⅰ」


日時:2013年6月30日(日) 13:00‐18:00
場所:北海道大学・人文社会科学総合教育研究棟 W 308室

―――――――――

【プログラム】(報告30分、質疑応答10分)
13:00~13:15 ワークショップ開催の趣旨説明(司会:貴志俊彦)
13:15~13:55 長谷川怜(学習院大学)「目で見る日本の大陸政策―戦前教育における満洲の教え方」
13:55~14:35 高本康子(北海道大学)「大陸関連報道写真に見る「大東亜」の宗教」
14:35~14:50 コメントⅠ:瀧下彩子(東洋文庫)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40 竹内美帆(京都精華大学)「線から捉える「劇画」」
15:40~16:20 田村容子(福井大学)「1950年代の連環画にみる女性像」
16:20~17:00 兎内勇津流(北海道大学)「スラブ研究センターが所蔵する北樺太関係画像資料-どのように読み解くか」
17:00~17:15 コメントⅡ:人選中(北海道大学)
17:15~18:00 総合討論(司会:武田雅哉)

【主催】
・京都大学CIAS共同研究・共同利用プロジェクト「非文字資料の共有化と研究利用」「20世紀前半のサハリン島に関する歴史的記憶」
・NIHU現代中国地域研究・東洋文庫拠点・図画像資料班 ・科研・基盤(A)「東アジア域内100年間の紛争・協調の軌跡を非文字史料から読み解く」(代表:貴志俊彦)(2013~2016年度)

【留意事項】公開討論会。事前申込不要。


図画像資料班:『亜東印画輯』第1回会議のご報告


図画像資料班では、『亜東印画輯』第1回会議を開催いたしました。
(2013年4月24日 於:東洋文庫7F第1会議室)
参加者:松重(日本大)、白山(日本カメラ博物館)、竹葉(名古屋市美術館)、竹内(NPO法人デジタルヘリテージデザイン)、瀧下(東洋文庫)、相原(NIHU東洋文庫拠点)、貴志(京都大)

当日のプログラム
0.NIHU現代中国地域研究・東洋文庫拠点の事業紹介(貴志)
1.日本大学文理学部所蔵『亜東印画輯』デジタル化状況について(松重)
2.Flipper Uのサンプル・データのプレゼンテーション(相原)
3.『亜東印画輯』調査の経緯紹介(竹葉)
4.書庫内における『亜東印画輯』、雑誌『亜東』の見学
5.データ構築の課題を検討(NPO法人デジタルヘリテージデザイン)
6.今後のデジタル化、公開に向けての課題と役割

-------------------------------
『亜東印画輯』について
『亜東印画輯』は、1924年?~1942年?に亜東印画協会が月刊で発行した、生写真を貼りつけた写真帳です。東洋文庫には、『亜東印画輯』とともに、雑誌『亜東』が相当に揃っています。
  参考文献:小川英子「亜東印画輯―1930年代の中国の映像」(細谷良夫編『中国文化とその周辺』、東北学院大学中国学研究会、1992年)

国立国会図書館・近代デジタルライブラリーでは、一部デジタル公開をしています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/967888
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/967889
ただし、テキスト検索機能は付いていません。

ジェンダー資料班2013年度第二回研究会のご案内


「中国社会文化学会(7月6、7日開催)予備報告(2)」
日時:2013年6月1日(土)午後3時~6時
場所:東洋文庫2階講演室
予備報告1:吉澤誠一郎(東京大学)「清末中国における男性性の構築と日本」
予備報告2:江上幸子(フェリス女学院大学)「1920年代中国のセクシュアリティ論議――張競生と丁玲による異曲」
予備報告3:高嶋航(京都大学)「兵操から軍訓へ」

連絡先:小浜正子 kohama*chs.nihon-u.ac.jp(*→@に変換してください)

ジェンダー資料班2013年度第一回研究会のご案内


「中国社会文化学会(7月6、7日開催)予備報告(1) 」
日時:2013年4月21日(日)午後2時~4時
場所:東洋文庫2階講演室
予備報告1:妹尾達彦(中央大学)「9世紀の男たち-中国都城のジェンダー構造」
予備報告2:仙石知子(日本学術振興会特別研究員(RPD))「明清女性史研究と毛宗崗本『三国志演義』 」
コメンテーター:大木 康(東京大学)

連絡先:小浜正子 kohama*chs.nihon-u.ac.jp(*→@に変換してください)

第2回中国前近代ジェンダー史ワークショップのご案内


<中国史における家族像の変遷--女系の影響力は時代によって如何に変わったか>

科研基盤B「歴史教育におけるジェンダー視点の導入に関する比較研究」(研究分担者:小浜正子)および東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班では、以下のようなワークショップを予定しています。日本の中国史研究は世界に冠たる成果を誇ってきましたが、その中にあってジェンダー史・女性史は相対的に弱体な分野でした。このワークショップは、日本の中国史研究のジェンダー史に関わる成果を確認し、中国ジェンダー史の大きな流れを議論しようとして始めたもので、次回は第二回目です。今回は、強い男系中心主義だとされる中国家族の実像は、時代によってかなり変化しているのではないかと考え、各時代の家族に関するご研究や史料の紹介をお願いしました。家族像の変遷をめぐって、大きな議論ができればと考えています。ご興味のおありの方々の、ふるってのご参加をお待ちしています。

日時:2013年1月27日(日)午後1:30~5:30
場所:日本大学文理学部本館一階B会議室
  世田谷区桜上水3-26-40。 京王線下高井戸より日大通りをまっすぐ徒歩8分。
  正門から入って正面に黄色い1号館があります。本館はその後ろの灰色の建物です。
  休日で本館の正面入り口は閉まっているので、右手の入り口からお入り下さい。
  アクセスhttp://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/

13:30~13:45 趣旨説明 小浜正子(日本大学・東洋文庫)
13:45~14:30 報告1.下倉渉(東北学院大学):
     「父系化する社会──漢六朝期における「父族」と「母族」」
14:30~15:15 報告2.荒川正晴(大阪大学):
     「史料紹介:敦煌文書に見る妻の離婚、娘の財産相続」
15:15~16:00 報告3.倉橋圭子(立教大学研究員):
     「明清期の「科挙家族」と姻戚」
16:15~16:30 (休憩)
16:30~17:30 総合討論
(終了後、懇親会を予定しています)

このワークショップは公開です。当日の参加も歓迎ですが、人数把握のために参加予定の方は、kohama☆chs.nihon-u.ac.jp (☆を@に変えて下さい)までご連絡いただければ助かります。

ジェンダー資料班研究会のご案内


日時:2012年12月16日(日)午後2時~5時
場所:東洋文庫2階講演室(1)
報告者:姚毅(東京大学非常勤講師)

テーマ:中国(医学)における出産・生殖に最近の研究の紹介・講評
・李貞徳『女人的中国医療史-漢唐之間的健康照顧與性別』三民書局、2008
・Charlotte Furth, A flourishing Yin: Gender in China's Medical History, 960-1665, University of California Press, 1999.
・Yi-Li Wu(呉一立), Reproducing Women: Medicine, Metaphor, and Childbirth in Late Imperia China, University of California Press, 2010.
コメンテーター:舘野正美先生(日本大学文理学部教授)
☆報告者の姚毅さんは、最近『近代中国の出産と国家・社会-医師・助産師・接生婆』(研文出版、2011年、第7回女性史学賞受賞)を出版しています。
☆コメンテーターの舘野正美先生は、中国医学史がご専門です。

連絡先:小浜正子 kohama*chs.nihon-u.ac.jp(*→@に変換してください)

シンポジウム「近代アジアをめぐる絵ハガキメディア―帝国・表象・ネットワーク」


日時:2012年11月10日(土)—11日(日)(時間は下記のとおり)
会場:国際日本文化研究センター セミナ室1

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プログラム

11月10日(土) 13:00~17:30 総括司会:稲賀繁美

基調講演  貴志俊彦(京都大学地域研究統合情報センター)「情報資源としての絵はがきとその利用」

◆第一部 帝国と植民地の表象 13:30~15:30

向後恵里子(早稲田大学文学学術院)「掌上の帝国―日露戦争期における絵葉書」
山路勝彦 (関西学院大学名誉教授)「台湾を見せる―植民地観光と絵葉書」
朴 美貞 (国際日本文化研究センター)「植民地朝鮮の表象とテキストとしての絵葉書」
*コメンテーター: 阿部安成(滋賀大学)

◆第二部 古写真・絵葉書で再現する古都の景観・風景 15:30~17:30

冨井正憲 (漢陽大学建築学部)「異邦人の瞬間捕捉―京城・1930」展の報告
西村陽子 (国立情報学研究所)「《乾隆京城全図》と画像史料を用いた北京古景観の再現」
樋口 穣 (京都外国語大学) 「古都の変遷―絵葉書による京都市域景観変化解読の試み」
*コメンテーター:谷川竜一(京都大学地域研究統合情報センター)

11月11日(日)

◆第三部  情報・ネットワークとしての絵ハガキの解析 10:00~12:00
森 洋久 (国際日本文化研究センター)「日文研におけるデータベース化について―画像資料を中心に」
生田 誠 (絵葉書研究家)「絵葉書の過去と未来~メディア、文化資源としての可能性」
吉井秀夫 (京都大学)「慶州の古蹟写真研究における絵ハガキの史的情報-仏国寺・石窟庵の場合を中心に」
*コメンテーター:稲賀繁美(国際日本文化研究センター)

*協賛イベント:特別展示企画「懐かしい古都への旅―日文研所蔵絵画像資料を中心に」
 展示会場: 日研内セミナー室・周辺廻廊
 展示物概要:映画(1940年の清水宏監督『京城』(1940年製作)・絵ハガキ・絵図・地図・旅行案内ほか)

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主催:科研・基盤研究(A)「「東洋」的価値観の許容臨界:「異質」な思想・藝術造形の国際的受容と拒絶」(研究代表者:稲賀繁美)、挑戦的萌芽研究「朝鮮博覧会と京城の空間形成」(研究代表者:朴美貞)、科研・基盤(B)「エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録」(代表:貴志俊彦)、京都大学CIAS共同利用・共同研究萌芽研究ユニット「メディアとテクノロジーからみる地域間情報」
共同主催:NIHU東洋文庫拠点現代中国研究資料室、東洋文庫超域アジア研究部門現代中国研究班国際関係・文化グループ

連絡先:朴美貞(mijeoung*nichibun.ac.jp *→@に変更)


中国前近代ジェンダー史ワークショップのご案内


科研基盤B「歴史教育におけるジェンダー視点の導入に関する比較研究」(研究分担者:小浜正子)および東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班では、以下のようなワークショップを予定しています。これは、日本の中国史研究のジェンダー史に関する成果を確認し、中国ジェンダー史の大きな流れを議論しようとするもので、この後も何度か議論を重ねていければと考えています。多方面のご専門の方の参加をお待ちしています。

<唐宋変革は中国のジェンダー構造をどう変えたか?
        ―中国ジェンダー史教育の方向を探る>ワークショップ(その1)

日時:2012年9月5日(水)午後1:30~5:30
場所:東洋文庫2階講演室(文京区本駒込2-28-21)

13:30~13:45 趣旨説明:小浜正子(日本大学・東洋文庫)
13:45~14:30 報告1.
    金子修一(国学院大学):「漢代の皇后に関する諸問題」
14:30~15:15 報告2.
    猪原達生(阪大博士課程):「唐代における宦官の婚姻と家族形成について」
15:15~16:00 報告3.
    五味知子(学習院大学研究員):「明清時代の貞節と秩序」
16:15~16:30 コメント:岸本美緒(お茶の水女子大学)
16:30~17:30 総合討論
(終了後、懇親会を予定しています)

・この会は、科学研究費基盤B「歴史教育におけるジェンダー視点の導入に関する比較研究」(研究分担者:小浜正子)および東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班(代表:小浜正子)の共催で行います。
・当日の参加も歓迎しますが、人数把握のために参加予定の方は、kohama*chs.nihon-u.ac.jp(*→@に変換してください) までご連絡いただければ助かります。


第2回公開ワークショップ「図画像資料研究の新しい方法論を求めて」


主催:京都大学CIAS共同利用・共同研究個別ユニット「地域表象情報学の試み」、CIAS共同利用・共同研究萌芽研究ユニット「メディアとテクノロジーからみる地域間情報」
共同主催:NIHU現代中国研究資料室、東洋文庫超域アジア研究部門国際・文化グループ図画像資料班、科研・基盤(B)「エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録」

日時:2012年9月28日(金)午前の部10:00~12:00、午後の部14:00~16:00
場所:下記のとおり、それぞれ会場が異なりますので、ご注意ください。
留意事項:参加自由。

午前の部:京大人文研所蔵「華北交通株式会社写真」合同協議会
時間: 10:00~12:00
場所:京都大学人文科学研究所本館3F・セミナー室4(331室)
アクセスマップ⇒http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/access/access.htm

午後の部:第2回公開ワークショップ「図画像資料研究の新しい方法論を求めて」
時間:14:00~18:00
場所:京都大学地域研究統合情報センター(稲盛財団記念館2F・セミナー室(213室)
アクセスマップ⇒http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
【報告者&報告題目】
0.貴志俊彦(京都大学地域研)
 「ワークショップ開催の趣旨説明」
1.後藤真(花園大学)
 「歴史資料として写真を考える―上田貞治郎『日本全国名所写真帖』を中心に」
2.白山眞理(日本カメラ博物館)
 「戦時「報道写真」考察の前提」
3.武田雅哉(北海道大)
 「絵解きの中国近現代――『点石斎画報』から連環画まで」
4.加部勇一郎(北海道大)
 「80年代の子ども向け雑誌について」
コメンテーター:未定

以上です。ご参加いただける場合、貴志までご一報をお願いします。
メールアドレス tokishi*cias.kyoto-u.ac.jp(*→@に変換してください)。

公開ワークショップ「図画像資料研究の新しい可能性を求めて」

日時:2012年7月8日 13:00~18:00
場所:東洋文庫2F講演室

主催:東洋文庫超域アジア研究部門国際・文化グループ図画像資料班
共同主催:NIHU現代中国研究資料室、京都大学CIAS共同利用・共同研究個別ユニット「地域表象情報学の試み」、科研・基盤(B)「エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録」

(報告時間は質疑応答分を含む)

13:00~13:10 司会・貴志俊彦(京都大)「ワークショップの趣旨説明」

13:10~13:55 広中一成(三重大)「写真資料をどのように公開するか―『「華中特務工作」秘蔵写真帖』を例に」

13:55~14:40 丸田孝志(広島大)「日中戦争期~国共内戦期の画像資料―中華民国法務部調査局資料室所蔵のビラ・ポスターを中心に」

14:40~15:00 休憩

15:00~15:45 上嶋茂太(共同通信)「残された戦争資料の活用-柏原英一(1914-2009)写真コレクションをもとに」

15:45~16:30 小林聡明(東京大/ソウル大)「『守礼の光』を発行していたのは誰だったのか-米第7心理戦部隊と情報工作拠点としての沖縄」

16:30~17:15 森平崇文(立教大)「日本における中国画報研究の現状―『良友』
画報を中心に」

17:15~18:00 問題提起:川島真(東京大)、内田知行(大東文化大)、孫安石(神奈川大)、瀧下彩子(東洋文庫)

18:00~20:00 懇親会 於:東洋文庫1Fオリエント・カフェ

京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター「現代中国文化の深層構造」共同研究班の合同研究会


日時:2012年6月22日(金) 14:00~17:00
場所: 京都大学人文科学研究所新館セミナー室4(三階331室)

主催:京都大学人文研「現代中国文化の深層構造」研究班
共同主催:京都大学CIAS共同利用・共同研究萌芽研究ユニット「メディアとテクノロジーからみる地域間情報」

報告者: 貴志 俊彦氏
題目: 「トポスとしての東アジアを結ぶ―日中国交正常化後の海底ケーブル建設をめぐって」

コメンテーター: 鹿 雪瑩氏

「アジア歴史地理情報学会」(ANGIS-JAPAN)設立と参加の呼びかけ


 近年、GIS(Geographical Information System/Science:地理情報システム)をベースにした歴史分析―歴史地理情報学(Historical GIS)の成果が現れ始めています。歴史地理情報学とは、簡単に言えば、歴史上の動き、出来事、変化の分析を空間と連関させて分析するものです。もちろん、これまでも空間が重視されてきましたが、特に歴史地理情報学と言う場合、変化や状況を点・線・面で表現される空間に落とし、歴史変化を分析するものを指しているようです。近年は、さらにそれを時間軸でも表現する試みがなされてきています。また、歴史地理情報学では、一般に情報を緯度・経度とリンクさせるため、過去の歴史の中で記録されてきたさまざまな情報が、同一のフォーマットで蓄積されるという特徴もあります。歴史学の中では、まだごく一部の研究者の間でしか使われていませんが、今後急速に 普及することは間違いないように思われます。
 しかし、これに関して、大きく三つの問題があります。第一は、歴史地理情報学の成果が乏しく、歴史学にどのように貢献するのかが実感できない点です。第二は、成果を生み出すための下準備に時間と労力がかかり、またそうして作成したデータベースへの学術的評価が低く、貴重な情報が失われていくことです。第三は、有効かつ効率よく利用するためのGISインフラが整っておらず、歴史地理情報学への参入障壁が高いという点です。こうした状況が続いているため、極めて大きな可能性を秘めているにも関わらず、研究がなかなか進展しないという現実があります。
 このような歴史地理情報学のための研究インフラに関して、日本や東アジアの一部を除くアジア諸地域に関する状況は極めて貧しいものであり、研究体制の整備が焦眉の課題だと思います。
 今回呼びかけ致しますのは、アジア諸国の研究者と連携しながら、アジアでの歴史地理情報学の研究体制の整備と研究の進展を図る本学会の創設に参加頂けないかというものです。具体的には、次のような体制、活動を考えております。

●名称は、和名を「アジア歴史地理情報学会」、英文名をANGIS-JAPAN(Asian Network for GIS Studies - Japanの略称)とする。対象はアジアとし、分野としては歴史学を中心に、地理学や地域研究などを対象とする関連領域の研究者・院生等を会員とする。
●アジアの研究者と連携し、アジアを対象とした研究基盤の整備、研究活動の進展を図る。
●年1回、国際会議を開催し、同じく、英文による学会誌をウェッブで発行する。
●名簿、グループメール、ホームページを維持管理し、研究会開催を担当する事務局を設置する。事務局は、3年を単位として、会員の回り持ちとする。

以上が活動の目的と内容です。設立後、色々な問題にぶつかると思われますが、運営しながら必要な改善をしていけばよいと考えております。 趣旨に賛同下さり、是非参加頂きますよう、お願いする次第です。ご参加頂ける方は、下記の必要事項にご記入のうえ、事務局・連絡先まで御一報下さるようお願い申し上げます。
                  2012年6月6日

呼びかけ人(五〇音順)
浅見泰司・江川ひかり・岡部篤行・加藤博・加納啓良・貴志俊彦・黒木英充・小松久男・桜井由躬雄・柴山守・島田竜登・原正一郎・水島司・水野広祐

事務局・連絡先(東京大学文学部水島研究室)  angisjapan★gmail.com(★を@に変えてください)
(以下、返信部分)
=======
アジア歴史地理情報学会」に参加します。
氏名:
所属:
専門領域:
E-メール:

東洋文庫現代中国資料室「1950年代資料班」研究会のご案内

「1950年代資料研究班」は、下記のとおり第1回研究会を開催いたします。よろしくお願いいたします。

日時:2012年6月15日(金)19:00~21:00
場所:東洋文庫7階 会議室
報告者:中村元哉(津田塾大学)
報告タイトル(仮):「社会主義」中国(1950-70年代)の国際法学とケルゼン学説の受容――ソ連国際法の影響力を再考する

連絡先:中村元哉(津田塾大学)・大澤肇(中部大学)

東洋文庫現代中国研究資料室「ジェンダー資料班」研究会のご案内

東洋文庫現代中国研究資料室では、2012年度より、ジェンダー資料班が発足しました。
この研究班は中国近現代ジェンダー史の研究を推進するため、当面、国外の優れた研究の紹介・検討と、研究発表を行っていく予定です。
研究会は公開で行いますので、関心のある方のご参加をお待ちしています。
   ― 次回研究会案内 ―
日時:2012年8月4日(土)午後2時~5時
場所:東洋文庫7階会議室

テーマ:1950年代中国のジェンダー問題に関する国外の研究の検討
・陳雁「“大躍進”与1950年代中国城市女性職業発展―上海宝興里為中心的研究」、呉景平・徐思彦主編『1950年代的中国』復旦大学出版社、2006年。 (話題提供:白水紀子)
・宋少鵬「公中之私―関於家庭労働的国家話語(1949-1966)」『「近代中国婦女史研究』第19期、2011年。 (話題提供:小浜正子)
・Wang Zheng "Gender and Maoist Urban Reorganization", Bryna Goodman & Wendy Larson ed., Gender in Motion: Divisions of labor and culutural change in lage inperial and modern ChinaGender , Rowman & Littlefield publishers, Inc. 2005. (話題提供:Linda Glove または大橋史恵)

☆人数把握のため参加希望の方は事前に世話役までご一報いただければ助かりますが、当日の参加も歓迎します。
 検討する論文のPDFファイルをご希望の方は、ご連絡ください。

ジェンダー資料班世話役:小浜正子(日本大学文理学部・東洋文庫研究員、連絡先:mkohama★gmail.com  ★を@に変えてください)

科研「朝鮮博覧会と京城の空間形成」・NIHU現代中国地域研究プログラム東洋文庫現代中国研究資料室図画像資料班・京都大学CIAS共同研究ユニット「地域表象情報学の試み」 共同研究会

・日時:2012年6月30日(土) 10:30~17:00
・会場:国際日本文化研究センター 第3共同研究室
    〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3丁目2番地
    アクセスはこちら

・共同主催
 科研「朝鮮博覧会と京城の空間形成」
 NIHU現代中国地域研究プログラム東洋文庫現代中国研究資料室図画像資料班
 京都大学CIAS共同研究ユニット「地域表象情報学の試み」
・スケジュール
■午前
  10:30開場
  11:00 楊 暁捷 (国際日本文化研究センター)
        「「ウィキ」の可能性―併せて発表ツールとしてのデジタル環境を考える」
  12:00  議論
  12:30  昼食
■午後
  13:30 貴志俊彦 (京都大学地域研究統合情報センター)
        「戦前の写真・絵はがきの表現とその検閲」
  14:30  議論
  15:00  休憩
  15:30 吉井秀夫 (京都大学大学院文学研究科)
        「東洋軒写真館と慶州の絵ハガキ」
  16:30  議論
  17:00  終了
*土曜日は北門から出入りできます。研究会に関するご質問・お問い合わせなどはmijeoung★nichibun.ac.jpまで、お願い申し上げます。(★を@に変えてください)

東洋文庫研究部超域アジア研究部門現代中国研究班・現代中国研究資料室共催「1950年代中国研究会」

・日時:2012年3月17日 16:00~18:00
・会場:(財)東洋文庫新本館7階会議室
・報告者及び報告テーマ
「中ソ同盟の誕生(1950年)−東西の同盟比較から考える−」松村史紀(宇都宮大学)

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室主催・史料研究会

・日時:2012年3月10日 16:00~18:00
・会場:(財)東洋文庫新本館7階会議室
・報告及び報告テーマ
「清代貴州省東南部における林業経営と木材流通」相原佳之(アジア歴史資料センター/國學院大學)

詳細はこちら

東洋文庫研究部超域アジア研究部門現代中国研究班・現代中国研究資料室共催「1950年代中国研究会」

・日時:2012年2月18日 16:00~18:00
・会場:(財)東洋文庫新本館7階会議室
・報告者及び報告テーマ
「中国における1950年代中国史研究の現状―復旦大・ハーバードイェンチン研究所共催トレーニングプログラムに参加して」大澤肇(人間文化研究機構/東洋文庫)

詳細はこちら

東洋文庫研究部近代中国研究班公開シンポジウム「華北の発見」(東洋文庫現代中国研究資料室協賛)

・日時:2012年2月12日 9:20~17:30
・会場:(財)東洋文庫新本館2階講演室
・報告者及び報告テーマ
第1 部 地域概念としての華北(司会;内山雅生)
「華北地域概念の形成と日本」 久保 亨
「「外地」の日本語刊行物からみる華北:『朝鮮及満洲』を事例として」 松重充浩
「新聞記事からみる華北認識」 富澤芳亜
「「西北」概念の変遷」 吉澤誠一郎
「中国における華北史研究の現状と課題」 張 利民(天津社会科学院)
「独中関係史からみた華北」 浅田進史
・総括的コメントと自由討論 コメンテーター;光田 剛(成蹊大学)
第2 部 華北の農村と社会(司会 久保 亨)
「戦中期日本の中国農村研究と「華北」」 内山雅生
「近現代華北農村経済の特質について:華北とはどこか」 弁納才一
「民間信仰からみる近代江南社会と華北社会:祠・廟を中心に」 佐藤仁史
「旅行先としての「華北」:「鮮満観光」から「鮮満支観光」へ」 瀧下彩子
「農村工業化と華北」 Linda Grove(ハーバード燕京研究所)
「中国交通システムの形成と華北の都市化過程:1881-1937」 江 沛(南開大学)
「村档案から見た現代華北農村社会の変容」 張 思(南開大学)
・総括的コメントと自由討論 コメンテーター;笠原十九司(都留文科大学)
総 括 討 論(司会;久保 亨)

詳細はこちら

人間文化研究機構現代中国地域研究プログラム東洋文庫現代中国研究資料室・辛亥革命百周年記念日本会議共同開催
辛亥革命百周年 東洋文庫ミュージアム特別展示記念講演会

・日時:2012年2月5日(日)14:00~16:40
・会場:(財)東洋文庫新本館2階講演室
(ポスターはこちら
・報告者及び報告テーマ
開会挨拶 高田幸男(明治大学教授・東洋文庫現代中国研究資料室長)
「清朝からみた辛亥革命」村田雄二郎(東京大学教授・東洋文庫客員研究員)
「宮崎滔天と辛亥革命」久保田文次(日本女子大学名誉教授)
閉会挨拶 松尾浩也(東京大学名誉教授・学士会理事長・法務省特別顧問・荒尾市出身)

詳細はこちら

辛亥革命百周年記念日本会議 東洋文庫特別講演会

・日時:2011年12月2日(金)16:00~18:00
・会場:(財)東洋文庫新本館2階講演室
・報告者及び報告テーマ
開会挨拶 高田幸男(明治大学/東洋文庫)
「逆境の中の守りと前進—新発見史料より南京臨時政府の外交を見る」王建朗(中国社会科学院近代史研究所)
「東アジア史上の辛亥革命」裴京漢(新羅大学校)

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室主催・資料研究会・中国研究データベースワークショップ
「中華人民共和国史研究の現状と資料状況に関する研究交流会」

・日時:2011年11月20日(日)16:00~18:00
・会場:(財)東洋文庫新本館7階会議室
・報告者:張済順(華東師範大学/復旦大学)

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室、慶應義塾大学メディアセンター、東京大学社会科学研究所現代中国研究拠点、京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター共催シンポジウム・現代中国地域研究コロキアム
「電子書籍・資料のいま:日本と中国」

・日時:2011年7月15日(金)13:00~17:30
・会場:(財)東洋文庫新本館2階講演室
(ポスターはこちら
・協力:NPO法人デジタルヘリテージデザイン
・報告者及び報告テーマ

開会挨拶 高田幸男(明治大学/東洋文庫)
セッション1 中国の電子化事情
・中国の電子書籍

「中国電子書籍の現状」橘一郎(方正株式会社)
・中国(学)の電子化事情
「東京大学東洋文化研究所の漢籍関連データベースについて」大木康(東京大学)
「中国学電子資料を利用した教育研究の現状」二階堂善弘(関西大学)
「中国の大学図書館におけるデジタル化」大澤肇(人間文化研究機構/東洋文庫)
「社会科学におけるデータ・アーカイブの試み」田嶋俊雄(東京大学)

セッション2 日本の電子化事情
・電子化と学術研究教育

「電子学術書利用実験プロジェクトのめざすもの」入江伸(慶應義塾大学)、京セラコミュニケーションシステム
・ビジネスとしての電子化・電子書籍
「丸善の電子書籍への取組み」吉野知義(丸善株式会社)
「東京大学出版会の電子書籍への取組み(仮)」黒田拓也(東京大学出版会)
「中国の電子出版(書籍・雑誌・データベース)の販売をめぐって(仮)」川崎道雄(東方書店株式会社)

セッション3 日本のこれからを考える意見交換

閉会挨拶 石川禎浩(京都大学)

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室主催資料研究会「中国における電子図書館・資料デジタル化視察成果報告会」

・日時:2011年5月8日(日)15:00~17:30
・会場:(財)東洋文庫新本館2階講演室
(ポスターはこちら

・報告者及び報告テーマ
大澤肇(人間文化研究機構/東洋文庫)「中国における電子図書館・資料デジタル化視察成果報告会」

尾崎文昭(東京大学)「コメント(1)中国現代文学の視点から」
島田美和(慶應義塾大学)「コメント(2)中国近現代史料学の視点から」
村松桂(慶應義塾大学)「コメント(3)図書館の視点から」

詳細はこちら

史料研究会「若手研究者による現地調査・史料調査報告」

・日時:2010年10月29日(金) 18:00~21:00(参加登録不要・自由来場可)
・会場:明治大学駿河台校舎研究棟4階第2会議室
・報告者及び報告テーマ
土肥歩(東京大学大学院博士課程)
「梁発の「発見」――広東省のキリスト教関係史料を見て歩く」
河野正(東京大学大学院博士課程、日本学術振興会)
「1950年代河北省農村関係史料について」

三橋陽介(筑波大学大学院博士課程、日本学術振興会)
「湖北・江西における民国司法史料の紹介と、台湾の行政機関所蔵文書の利用方法」
久保亨(信州大学)
「補足報告・50年代の史料講読を主とする若手養成セミナー:セミナー開催に向けた国際協力の試みの紹介」

詳細はこちら

「シリーズ20世紀中国史」合評会

・日時:2010年3月7日(日) 13時開始
・会場:明治大学駿河台キャンパス 研究棟4階第一会議室
・報告者と報告テーマ:
総合司会:深町英夫(中央大学)

第1巻「中華世界と近代」(箱田恵子・京都大学)
第2巻「近代性の構造」(吉田建一郎・日本学術振興会)
第3巻「グローバル化と中国」(袁広泉・京都大学)
全体書評(石島紀之・フェリス女学院大学)

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室共催「日韓の中国近現代史研究者交流の集い」

・日時:2010年1月9日
・会場:東京学芸大学N411教室
・報告者と報告テーマ:
第1セッション「研究動向」
田中剛(神戸大学)「在日本2008年的中国近現代史研究」
河世鳳 (海洋大学)「最近韓国的近代東亜史研究動向」

第2セッション「ジェンダー史」
須藤瑞代(ロンドン大学)「近代中国的男性「女権」論者」
千聖林 (韓南大学)「談論及現実関于1920年代中国人的恋愛與性」

第3セッション「経済史」
金賢貞(高麗大学)「義和団運動時期中国海関的常関税管轄」
吉田建一郎(日本学術振興会)「19世紀末至20世紀30年代中日鮮蛋輿蛋品貿易」

第4セッション「フィールド調査と歴史研究」
金亨烈(東義大学校)「山東地区城市史研究現況輿調査研究方法介紹」
佐藤仁史(一橋大学)「從田野調査看近現代江南農村的“生活世界”」

詳細はこちら

東洋文庫現代中国研究資料室、科学研究費補助金基盤研究B「近現代中国江南の総合的研究」共催

国際シンポジウム「江南地域史研究と新史料」

・日時:2009年12月19日(土) 9:30~17:45
・会場:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー1093教室
・報告者と報告テーマ:
第1セッション「オーラルヒストリーと歴史研究」司会:戸部健(静岡大学)
高田幸男(明治大学)「江南科研の概略・成果・課題」
コメンテーター:陳謙平(南京大学)

第2セッション「地域史研究と新史料」 司会:戸部健
梁敬明(浙江大学)「新資料的発掘与浙江区域史研究」
夏冰(蘇州市政治協商会議)「蘇州新史料的発掘与運用」
小野寺史郎(京都大学)、小浜正子(日本大学)「王清穆『農隠廬日記』の紹介」

第3セッション「地域史研究の新地平」 司会:中村元哉(南山大学)
小川唯(明海大学)「民初地方教育行政再編と教育独立論」
方新徳(浙江大学)「評国民政府的“官辦”県政様板:“蘭渓実験県”」
コメンテーター:金子肇(下関市立大学)、夏冰

馬俊亜(南京大学)「時空互動-江南与蘇北的労働力循環(1800-1950)」
飯塚靖(下関市立大学)「江浙地域社会と末端行政機構の編成」
コメンテーター:久保亨(信州大学)、梁敬明

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中国環境史ワークショップ「中国環境史の視角とその史料をめぐって」

・日時:2009年9月18日(金) 13:30〜17:30
・会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第1会議室
・報告者と報告テーマ:
上田信(立教大学)
「文明の交易史観と生態環境史」
クリスチャン・ダニエルス(東京外国語大学・東洋文庫)
「雲南の天然資源保護・管理に関する史料とその解釈-18世紀~19世紀を中心として」

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資料研究会―「ロッシング・バック『土地利用・人口調査資料』(1929~33)の復元・保存・利用」
東京大学社会科学研究所現代中国研究拠点共催

・日時:2008年12月5日(金) 16:00〜17:30
・会場:(財)東洋文庫3階講演室
・報告者と報告テーマ:
寶剣久俊(アジア経済研究所研究員)
「ロッシング・バック『土地利用・人口調査資料』(1929~33)の復元・保存・利用」

・コメンテーター:
田嶋俊雄(東京大学社会科学研究所教授、東洋文庫客員研究員)

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NIHU現代中国地域研究プログラム主催・現代中国研究コロキアム
東洋文庫現代中国研究資料室主催・中国研究データベースワークショップ
科研費プロジェクト「近現代中国江南の総合的研究」共催

「オーラルヒストリーと中国現代史研究―技法・記録・語り―」

・日時:2008年6月21日(土) 13:00〜17:30
・会場:(財)東洋文庫3階講演室

・発表者と発表テーマ:
佐藤仁史(滋賀大学)
「ライフヒストリーと江南農村」
田中比呂志(東京学芸大学)
「山西省高河店農村調査から」
松田康博(東京大学)
「現代台湾政治史研究における聞き取り調査の実践」
小浜正子(日本大学)
「上海における出産と産児制限史の聞き取りから」

・コメンテーター:
田原史起(東京大学)
児玉香菜子(総合地球環境学研究所)
長井暁(NHK放送文化研究所)
園田茂人(早稲田大学)

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中国研究データベース・ワークショップ―「中国における映像アーカイブと中国研究への応用」

・日時:2008年5月16日(金) 18:00〜21:00
・会場:(財)東洋文庫3階講演室
・報告者と報告テーマ:
長井暁(NHK放送文化研究所主任研究員、東京大学大学院客員准教授)
「中国における映像アーカイブと中国研究への応用」

・コメンテーター:
山内隆治(株式会社東宝ステラ)

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中国研究データベース・ワークショップー「国際シンポジウム・デジタル化時代の中国研究―台湾と北米の経験から」

・日時:2008年2月3日(日) 13時〜17時
・会場:(財)東洋文庫3階講演室
・報告者と報告テーマ:
第1セッション 司会:田中仁(大阪大学大学院法学研究科教授)
・黄克武(中央研究院近代史研究所研究員、胡適記念館主任)
「資料デジタル化における重要な成果と、その歴史研究に対する影響」
・張哲嘉(中央研究院近代史研究所副研究員、ハーバード・イェンチン研究所訪問研究員)
「ハーバード大学東アジア研究部門における教育研究資料のデジタル化への対応―半年間の経験と収穫」
・川島真(コメンテーター・東京大学大学院総合文化研究科准教授)

第2セッション 司会:久保亨(信州大学人文学部教授、東洋文庫客員研究員)
・荘樹華(中央研究院近代史研究所文書館主任)
「台湾のナショナルデジタルアーカイブプロジェクトの紹介、及びデジタル化された公文書の持つ可能性とそのリスク」
・大沢武彦(コメンテーター・国立公文書館アジア歴史資料センター)

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公開ワークショップー「中国社会科学院経済研究所の経済史研究者を囲む会」

・日時:2007年10月19日(金) 18時30分〜20時
・会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟2階第8会議室
・報告者と報告テーマ:
武力(中国社会科学院経済研究所)
「最近の中華人民共和国における現代中国経済史の研究ー久保亨主編『1949年前後の中国』の批評を通して」

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中国研究データベース・ワークショップー「日欧の東アジア近現代史ウェブサイト・データベースの現段階」

・日時:2007年9月24日(祝) 18時30分〜20時
・会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第2会議室
・報告者と報告テーマ:
1. 大沢武彦(国立公文書館アジア歴史資料センター)
「アジア歴史資料センターとその日中関係史資料の紹介」
2. Christian Henriot(リヨン第二大学・CNRS)
「Virtual Shanghai: Explorations in the writing of urban history」

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