ajiataikan006
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朱塗の山門//玉函山//朱塗の山門 (玉函山)//石の多い山腹に石階の路を逢ふて行くと。峠に至つて眼界頓に展け、山々が夫々の姿して相連る雄大な景趣と共に、行手の山腹に古い由緒を物語る朱塗りの山門が嚴然と建つ、曲りくねつた參詣道がこの山門を潜つて遙かに消えてゐる。|山阻の路は嶮しく仰げば山頂は頭上に迫る人々はこの喜に先づほつと一息するのだ。//石の多い山腹に石階の路を逢ふて行くと。峠に至つて眼界頓に展け、山々が夫々の姿して相連る雄大な景趣と共に、行手の山腹に古い由緒を物語る朱塗りの山門が厳然と建つ、曲りくねつた参詣道がこの山門を潜つて遥かに消えてゐる。|山阻の路は嶮しく仰げば山頂は頭上に迫る人々はこの喜に先づほつと一息するのだ。//

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